Datadog Summit Tokyo 2024にご参加いただきありがとうございました | Datadog

Datadog Summit Tokyo 2024にご参加いただきありがとうございました

Author 萩野 たいじ

Published: 10月 29, 2024

10月16日、Datadogは日本における最大イベントDatadog Summit Tokyoを開催しました。 赤坂インターシティコンファレンスセンターで開催されたこのイベントには、Datadogコミュニティから数百人の参加者が集まり、Datadogユーザ同士の交流やネットワーキングが行われました。

当日は、Datadog 日本法人社長の正井拓己とCOO(最高執行責任者)のアダム・ブリッツァーによる講演で幕を開け、Datadogの歴史と未来、そしてその製品についてご紹介しました。 さらに、午前中の基調講演と午後のパネルディスカッションでは、10社のDatadogのお客様から、Datadog製品の活用方法やSREのベストプラクティスなどについてお話を伺いました。 また、基調講演とパネル・セッションの他にも、ハンズオン・ワークショップ、AWSとのオンサイト・インタラクティブGameDayなどが開催され、いくつかの製品デモも展示されました。

本イベントは、内容も学びも盛りだくさんの一日で大成功を収めました。また次の機会にみなさまとお会いできることを楽しみにしています。

セッションの模様は下記からご覧いただけます。また、お客様セッションの全プレイリストはこちらからご覧いただけます。

基調講演(午前)

Datadogダッシュボードで見える化する、新たなビジネス価値創造のチャンス

NTTドコモのエンジニアである野部大貴氏が、Datadog Dashboardsを活用し、プラットフォームへの継続的なデプロイをどのように監視・実現しているのか、また、ダッシュボードから得られる洞察をどのようにプラットフォームやサービスの意思決定や改善に活用しているのかについて語りました。

開発チームと歩むSLO監視文化の立ち上げジャーニー

ワンキャリアのSREである渡邉美希パウラ氏は、開発チームにSLOモニタリング文化を確立するまでの道のりと、堅牢なSREプラクティスを構築するためにDatadogをどのように活用したのかを紹介しました。

クラウドマネージドサービスの挑戦:多様なSI/SaaS環境の共通基盤化

東芝デジタルソリューションズのクラウド・マネージド・サービス・チームのリーダーである鹿野市郎氏は、同社の8種類に及ぶマルチクラウド統合とマネージド・サービス、そしてオブザーバビリティツールの使用による効率と運用コストの改善について語りました。

Workflow Automation によるインシデント原因調査の自動化

基調講演の最後には、デジカのシニアSREである伊藤勝梧氏が、自分のチームがワークフロー・オートメーションを使ってインシデント対応をより効率的かつ明確にし、全体的な復旧時間を短縮していることについて紹介しました。

パネルセッション(午後)

開発者の生産性向上

最初のパネルセッションでは、カケハシの小田中氏、ビックカメラの立石氏、ウォンテッドリーの市古氏をスピーカーとして招き、開発者の生産性を向上させる方法について議論しました。

信頼性向上の実践

この日の最後のセッションでは、ワンキャリアの宮川氏、プレイドの金築氏、ココナラの川崎氏といったSREリーダー達が、信頼性プラクティスの改善や、インシデントを管理し、チームを成功に導く方法について議論しました。