SRE や DevOps 業界で働く皆さんの中には、オンコール対応の難しさを痛感されている方も多いのではないでしょうか。アラートで朝起こされる、運転中に呼ばれて車を脇に寄せるなど、通知が来ると今していることを一旦中断して「すぐに」対応しなければいけません。しかし、ページャーの通知だと、モバイル端末からは問題の調査に必要な情報を十分に読み込むことができません。つまり、常にノートパソコンを携帯しておかなければならないのです。
オンコール対応を行うエンジニアがどこにいても問題の優先度を簡単に振り分けられるよう、Datadog はこの度 Android と iOS 端末の両方で使えるモバイルアプリを発表しました。Datadog のダッシュボードとアラートにフルアクセスできるだけでなく、Pagerduty や OpsGenie、 Slack などのオンコール通知&メッセージングサービスとのインテグレーション機能を搭載。いつでも、どこからでも Datadog アプリからアラート対象となった条件とその緊急度を確認し、次に取るべきアクションを決定することができます。
外出先でもすぐにアラート状況を確認
Datadog モバイルアプリはライト&ダークモードの両方で使用可能。従来デスクトップで行っていたクラウドモニタリングをモバイルで最適化することができます。ページャー通知内のリンクをタップするだけで Datadog アプリ上で自動的に関連するアラートを開き、直近のアクティビティ概要とコンテキストをまとめたインタラクティブグラフを表示します。スマホ画面で情報を見ながら時系列をチェックしたり、重要なポイントにズームインしたり、グループを選択して健全なホストとアラート対象のホストを視覚的に比較したりとさまざまな操作が行えます。また、アラート発生に関連するイベントを閲覧して問題のコンテキストを把握する、アラートがトリガーされた背景をより詳しく確認するといったことも可能です。
ダッシュボードをポケットサイズに
Datadog モバイルアプリなら、それひとつで Datadog ダッシュボードのすべての要素にアクセスし、実行環境のすべてのレイヤーにおける主要なモニタリングデータをモバイル最適化されたひとつの画面から閲覧できます。通知を受信後、そのアラートをすぐにその他の重要なメトリクスと関連付け、他のサービスダッシュボードを確認してスタックの現状に関する詳細情報を取得します。
ダッシュボードの情報からアラートの重大度を把握したら、次の進め方を決定します。アラートをミュートに設定して通知を一時停止し、トラブルシューティングに注力しましょう。分かったことをチームに共有してコラボレーションを開始するか、ノートパソコンに切り替えて詳細な相関分析を実施します。
Datadog モバイルアプリでいつでもオンコールに対応
Datadog モバイルアプリは、スマホから Datadog ダッシュボードとアラートが閲覧できるポータブルなパッケージソリューションです。従来のクラウドモニタリングツールキットにどこからでもアクセスしてオンコール対応を実施できます。アプリは Apple App Store または Google Play ストアからダウンロード可能です。まだ Datadog をご利用でない場合は、14 日間の無料トライアルをお試しください。