ニューヨーク — クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog, Inc.(NASDAQ:DDOG)は本日、同社の「コンテナの実態調査」第4版を発表しました。本調査は、数万人に及ぶDatadogのお客様が運用している15億以上のコンテナの使用データに基づいて、コンテナエコシステムの状況を把握する目的で作成されました。
企業は、今日の急速に変貌する市場の需要を満たすために、コンテナを利用することによってデリバリーサイクルを加速し、業務を迅速に拡張することができます。Datadogの調査によると、エンジニアリングチーム間でのコンテナ利用は増加傾向にあります。コンテナの管理とデプロイにおいては、50%近くの組織がKubernetesを使用しており、かつてないほどの人気を集めています。
また、コンテナとともに利用が増加している技術が、主要なクラウドプロバイダーが提供するサーバレス・コンテナです。この技術は、2020年にはコンテナ顧客の21%が利用していましたが、2022年には36%までに増加しています。
本調査では、オーケストレーションツール、パブリッククラウドで管理されるコンテナ技術、およびサービスメッシュの普及により、セキュリティとコンプライアンスに関する潜在的な課題が生じていることも明らかになっています。また、コンテナ顧客の50%がサポートされていないバージョンのKubernetesを使用し、30%以上が潜在的な脆弱性があるサポート対象外の古いバージョンのコンテナを稼働していることも示されています。
Datadogの製品担当バイスプレジデントであるイリエ・ガルニエ(Yrieix Garnier)は、次のように述べています。「この調査では、コンテナとKubernetesの導入が加速しており、クラウドネイティブな企業が安心して事業拡大を進めていることが示されています。また、これまで以上にミッションクリティカルな本稼働環境で、大規模アプリケーションとワークロードを構築しデプロイしていることが明らかになりました。この調査では、コンテナの導入の増加に伴い、企業が考慮すべき潜在的なセキュリティリスクも増加していることが判明しました。」
2022年コンテナレポートが公開されました。全ての調査結果については、https://www.datadoghq.com/container-report をご覧ください。
Datadogについて
Datadogは、クラウドアプリケーション向けのモニタリングおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、およびログ管理を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムの可観測性を提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。
将来の見通しに関する記述
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