ニューヨーク - クラウドアプリケーション向けの監視およびセキュリティプラットフォームを提供するDatadog, Inc.(NASDAQ:DDOG)は本日、数千社に及ぶあらゆる規模、業種のグローバル顧客の利用データに基づく「サーバーレスの実態調査」の第3版を発表しました。
本調査によると、主要なクラウドプロバイダーであるAWS、Azure、Google Cloud Platform(GCP)のサーバーレス技術は発展し続けており、これらの技術を利用し、各クラウドを運用する顧客は50%以上に上り、サーバーレスは今や主流となりつつあります。この成長の背景には多くの要因がありますが、中でも重要なのは、既存のアプリケーションをサーバーレス・コンテナで実行する傾向が急速に高まっていることです。
また、サーバーレスの利用は、すべての主要なクラウドにおいて同様に増加傾向にあり、Google Cloudで運用するDatadogのお客様の約40%がGCP(Google Cloud Platform)製品の一つであるGoogle Cloud Runを利用しています。これは、2020年1月と比較して4倍の増加です。同様に、Azure Container Instancesを利用しているAzureのお客様の割合は、2020年から今年にかけて67%増加しています。これは、サーバーレス市場の成熟化が進んでいること、サーバーレスを活用しながら既存のアプリケーションをコンテナとしてデプロイできる技術の価値が高まっていることを示しています。
AWS Lambdaのユーザーも、サーバーレス・コンテナの価値を認めており、2020年第1四半期において、AWS Lambdaユーザーのうち、ECS Fargateを活用しているのは12%未満でしたが、現在では、20%以上がECS Fargateを採用しています。既にEC2上でECSを実行しているユーザーの割合は減少しており、企業が今まで以上にさまざまな種類のワークロードでサーバーレス利用に力を入れていることを示しています。
Datadogのプロダクト&コミュニティ担当シニアバイスプレジデントのイラン・ラビノビッチ(Ilan Rabinovitch)は次のように述べています。「サーバーレスは、インフラ管理を気にすることなく、迅速にスケーリングし、運用を簡素化する方法として、長い間信頼されてきました。2021年の前回のレポート以来、サーバーレス技術は我々の顧客間において主流となっています。現在、サーバーレス技術は重要な外部および内部向けアプリケーションで使用されており、私たちが初めてサーバーレス・モニタリングの提供を開始した数年前、その利用が研究開発シナリオに偏っていたことを踏まえると、この変化は非常に重要なものだと私たちは認識しています。」
「サーバーレスの現状」レポートが公開されました。全ての調査結果については、https://www.datadoghq.com/state-of-serverless/、 Datadogが提供するエンド・ツー・エンドのサーバーレス・モニタリングの詳細については、https://www.datadoghq.com/product/serverless-monitoring/ をご覧ください。
Datadogについて
Datadogは、クラウドアプリケーション向けのモニタリングおよびセキュリティプラットフォームを提供しています。Datadogの SaaSプラットフォームは、インフラストラクチャのモニタリング、アプリケーションパフォーマンスモニタリング、およびログ管理を統合および自動化し、お客様のテクノロジースタック全体に統合されたリアルタイムの可観測性を提供します。Datadogは、あらゆる規模の企業、幅広い業界で使用され、デジタルトランスフォーメーションとクラウド移行を可能にし、開発、運用、セキュリティ、ビジネスチーム間のコラボレーションを促進し、アプリケーションの市場投入までの時間と問題解決までの時間を短縮し、ユーザーの行動を理解し、主要なビジネス指標をトラッキングします。
将来の見通しに関する記述
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